断れない頼み方!?実践できる心理学のすすめ
友人や同業員など、頼みごとをするときに、断られたい人なんていませんよね?
心理学に基づいた断られにくい頼み方を紹介いたします。
私生活だけでなく、ビジネスにおいても使える技術になっていていますので是非ご活用ください。
一度断られると、イエスと言われやすくなる!?
わざと断られるようなお願いをして、その後に本命のお願いをすると承諾されやすくなります。
この手法を「ドアインザフェイス」といい、例えば気になっている異性をディナーに誘おうと思った時、「当日の夜に、今暇になったから、高級ホテルのディナーに行こう」と言っても大抵は「今日は仕事があるから...」など断られることが多いはずです。
ですがその後すぐに、「なら、今週末ならどう?」と聞くと、さっき断ったばかりなのに再度断ることに抵抗を感じ、承諾する確率が上がります。
「イエス」の連鎖を使え!?
人間の対応には慣性の法則のようなものが働きます。
精神科医であるミルトン・エリクソンによって有名になった「イエスセット」という方法では、何度も「イエス」と言わせることによって本題である頼みごとも「イエス」と言ってもらえやすくなります。
一時期流行った10回ゲームと同じ原理です。
例えば、「今日は晴れですね」→「はい」
「今休憩中ですか?」→「はい」
などの話題を振ってたくさん「イエス」と言わせておき、その後に「イエス」と言わせたいことを話すと承諾されやすいのです。
質問からの頼みごとが有力!?
人間は、自分の発言に整合性を持たせようとする本能があります。
依頼の対象となる相手にはじめに質問を投げかけ、その回答後にお願いをすることで承諾率が上がるということが心理学の実験でわかっています。
これは、気分良く会話を交わした相手から頼まれたことに対して、断ることに抵抗を感じてしまうからなんです。
商談した際に「大変有意義な時間になりましたね」と言い、相手が「はい。こちらこそ有意義な時間を過ごせました。」などの返答をしたら9割成功と言ってもいいでしょう。
次に「また商談させていただきたいです。予定のある日を教えていただけませんか?」と頼めば、普通にアポを取るよりも断然断られにくくなります。